CR修復法
CRとは
CRとは「光重合型コンポジットレジン」の略で、光の照射により硬化する複合樹脂です。
CR修復法とは
CR修復法とは、特殊な青色光(紫外線ではないので人体には無害です)をあてることで光重合という化学反応をおこして、虫歯を削った部分に詰めたCRを固める治療法です。
初期虫歯に最適な治療法で、削る部分を最小限に抑えることで、治療後も虫歯が再発しにくくなります。また、型取りが不要なため、最短でその日のうちに治療が完了します。
メリット
- 必要最小限しか削らない治療(ミニマルインターベンション)が可能
- 型を取る必要がないので、迅速な治療が可能
- 色が白いので、審美性に優れる
- 保険適用
- 適用可能な症例であれば、最適な治療法
デメリット
- 初期虫歯には適用可能ですが、進行して神経が侵された虫歯には対応できません。
- 虫歯の削りかたや削った部分の形状がCRと歯の接着の度合いに影響しますが、削る部分を最小限に抑えながらどこをどのように削るかは歯科医師の技量によります。